行列の数値計算に関するメモ(1)

  • 上(下)三角行列の逆行列は、また上(下)三角行列となる。
  • n行n列の行列の代数方程式を、ガウスの消去法で解く場合の前進消去の演算回数は、約n3/3回となる。
  • 第k列目を処理するとき、その列の絶対値最大の要素を探して、その要素を含む行と第k列を交換することを部分軸選択(pivoting)という。
  • 2重ループでは、2次元配列に左側の添え字を先に回す(Fortran)。
  • BLAS(Basic Linear Algebra Subprograms)は、ベクトルと行列に関する基本線型代数操作を実行するライブラリAPIデファクトスタンダード