2作目のiPhone/iPod touch用アプリが公開されました
アプリ名
騒音計測メーター(NoiseLevelMeter)
無料でダウンロードできます。
以下で紹介する画面イメージは英語版のものですが、日本語環境では日本語化されたものが利用できます。
公開までの期間
頭の中で考えていたイメージを形にし始めたのが7月中旬でした。必要な機能や画面イメージをノートに書き出し、ほぼ同時にコードを書き始めました。途中、2、3日悩んでやっと解決できたような技術的困難がいくつかあり、完成まで1.5ヶ月かかりました(作業時間を工数換算すると、約12人日)。Appleの審査をパスするのには約1週間かかりました。9月6日から、App Storeで公開されています。
どのようなアプリか?
データ保存と共有機能が付いた騒音計アプリです。
自分の周りの環境音の騒音レベルを定量的に評価します。ボタンを押すだけで簡単に、その場所その時刻の騒音レベルを計測し、デシベル単位で表示します。
また、測定した騒音レベルを保存しておくことが可能です。デシベル値とともに場所情報(住所、緯度と経度)と日時情報を同時に記録しますので、後からデータを再利用したり統計的に処理したり、といったこともできます。
記録されたデータの測定場所を、地図上で示す機能もついています。加えて、メール、Twitter、Facebook等と連携して、測定情報を関係者間で共有することが可能です。測定したデータをその都度、どこかに送るお仕事の方には便利な機能かと思います。
どうやって使うか?
以下のスクリーンショットに沿って、どのように使うのか説明します。
(▲起動画面。騒音レベルを測定中!!)
アプリを起動すると表示されるメイン画面です。
この画面上のボタンを押すことで、騒音レベルの測定、データの保存、データの共有を行うことができます。測定する前には、データの保存、共有は行えませんので、可能なアクションに対応したボタンだけ押せる状態になっています。
(▲測定完了!!)
「測定する」ボタンを押して5秒ぐらいすると、騒音レベルがデシベル値で表示されます。
このデータを保存する場合には、「データを保存」ボタンを押します。そうすると測定値とともに測定場所(現在値)の住所、日時がデータベースに保存されます。
位置情報を保存するには、「位置情報サービス」をオンにしておく必要があります。iPhone/iPodの「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」で設定します。iPodの場合、GPS機能は使えませんがWiFiをオンにすることで、公衆WiFiアクセスポイントの情報から位置の特定が高確率で可能です。
(▲測定データを共有したいとき)
「データを共有」ボタンを押すと、このようなアクションシートが表示されてデータを他のアプリで共有することができます。
(▲測定履歴を確認)
記録されたデータ一覧を表示するには、画面下のタブ「記録データ」を押して画面を切り替えます。そうすると、保存されたデータの一覧がテーブルに表示されています。
テーブルのデータが不要になった場合には削除することができます。
(▲履歴データの測定位置を確認するための地図表示)
テーブルのセルを選択すると測定場所にピンを刺した地図画面へ遷移します。どこで測定した騒音レベルかをすぐに思い出すことができます。
是非、お試しください!!