SoftwareDesign 2009年11月号

Software Design (ソフトウェア デザイン) 2009年 11月号 [雑誌]
Software Design (ソフトウェア デザイン) 2009年 11月号 [雑誌]
技術評論社 2009-10-17
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ソースコードなどのバージョン管理にどのソフトを使うか、と考えた場合にそれほど選択肢はないよね。自分は完全に個人用途なので、バージョン管理システムが中央集約型(CVSSubversion)かそれとも分散型(GitやMercurial)かは、重要なポイントではなかった。
でもGitには少し興味があった。それはLinuxカーネル管理のためにLinusが開発した、からであり、分散的にバージョンを管理できるという仕組みがひっかかったから。
これまでSubversion(TortoiseSVN)を使っており、スタンドアローンでの個人利用だから全く不安も不満も感じなかったのだが、最近試したWindows XP 64ビット版でTortoiseSVNがうまく動作しなかった。そのため、SoftwareDesignの11月号にちょうど特集されていたGitを、この機会に試してみることにした。
うちのLinuxで。

  • OS: Vine Linux 4.2
  • インストール方法:Synapticで

以下、『第3章 ケーススタディ(1)ひとりプロジェクトでの活用』に沿って動作確認を行った。

  • 基本情報(ユーザ名、メールアドレス)の設定:git configで
  • リポジトリの作成:git initで
  • ファイルの追加:git addで
  • 余分なファイルをリポジトリから消す。ついでにファイル自体も消す:git rmで
  • 無視するファイルを設定する: .gitignoreに登録
  • 変更にタグ付け:git tag [番号]
  • バージョン履歴:git log

問題ない。日本語の表示も含めて。使おう。