行ってきたX-Over Development Conference 2008

X-Dev2008の一日目に参加するため、目黒の雅叙園に行ってきた。神谷町から恵比寿経由で目黒へ。先週末のLLFutureに比べると、来場者の平均年齢が20歳ぐらい高いように見えた。

コンセプトはわかりやすい。思い付くことはすべて実現している感じ。

  • 組込みソフトxUI
    • カーナビもネットワークで通信している。でもリッチではない。
    • 組み込みのDBは最近使われ始めた。
    • 組み込み+エンタープライズ+サービス
    • Media click ←カーナビ用DB(音楽、生活情報)
    • 組み込み系開発(アプリ、ミドルウェア、ドライバ、OS、ハードウェア)
    • OS、ドライバ(下回りのエンジニアが担当)
    • データをどこかにキャッシュすることが重要。
    • ナビ昨年世界中で3000万台販売。PNDポータブルナビ
    • PND画面に情報を配信する(MS北米)MSダイレクト
    • 組み込み向けのSilverlight
    • コンピューティングデバイス(端末)
    • 過去の絶対品質を維持するのが難しくなっている(e.g., iPhone)。

再びカーナビの話題。複雑なシステムだとバグがあるのは当り前。

  • 組込みC言語の構造レビューのポイント
    • デッドリンクの検出
    • タスク間共有変数の確認
    • データフローのループ
    • 割り込み禁止・許可の対応
    • 再帰関数による無限ループ
    • 変数の上書き

常識的な話題から最後はソースコード構造解析ツールの紹介

睡魔に勝てなかった...。sorceforgeで公開しているらしい。ものすごく眠かった。

  • RIAx開発ツール
    • イスラエルに本社がある会社
    • プレゼンはわかりやすかった。

営業トーク。話がうまい。感心した。

  • WindowsプロフェッショナルのためのLinux/OSS開発環境の攻略法
    • 一番おもしろかった。
    • 対象としていた聴衆はもっと平均年齢が低いはず。20歳は下。
    • ソース嫁、当たり前田のクラッカー、orz、に反応なし。かわいそう。

会社の仕事とは全く別にOSSに貢献して、ヘッドハンティングされた話がおもしろかった。

きっと明日のITpro Challengeの方は、もっと盛り上がりそうな気がする。自分は行けないが。先週のLL Futureといい、今日といい、非常に勉強になりました。