年末までになんとか読み終えられた本

まず、33パターンのスタートアップ(起業)を体験できる本。

Founders at Work 33のスタートアップストーリー
Founders at Work 33のスタートアップストーリーJessica Livingston 長尾高弘

アスキー・メディアワークス 2011-08-26
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各人がどのような技術を持ち、どんな経緯で起業に至ったか。また、会社が軌道にのるまでどんな苦労があったか。570ページあまりに渡り、33通りの半生がインタビュアを通して語られるが、気軽に読むには少し「重い」内容で、正直読むのに疲れた。外からはうまく行っているようでも、「危機的状況」はどんな会社にもあるようで。

出てくるのは有名人(有名企業)ばかり。Joel on Softwareのジョエル•スポルスキーも25章に登場。


次に、やはり今年中に読みたかった本。

スティーブ・ジョブズ I
スティーブ・ジョブズ Iウォルター・アイザックソン 井口 耕二

講談社 2011-10-25
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スティーブ・ジョブズ II
スティーブ・ジョブズ IIウォルター・アイザックソン 井口 耕二

講談社 2011-11-02
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分量も適当で訳も良いため読みやすい「公式伝記」。
アップルを追い出されることになる時期から、初めて聞く逸話ばかりで断然おもしろくなる。「トイストーリー」のウッディは、ディズニーによって当初とても「嫌な奴」にされてしまった、とか。
ジョブズがいない時期のアップルの迷走ぶりも(今では)おもしろし。でも、当時「パフォーマ」とか買ったのだよな、と記憶が蘇る。あんな「パフォーマ」でも、当時自分の中ではクールだったのだろう。その他、オレンジ色の貝殻のようなノートブック購入、MacOS 9 からOS Xへの移行、35万円したがHDが初期不良PowerBook G4等、昔の記憶。