USBメモリー起動のKNOPPIX
KNOPPIXをUSBメモリーから起動できるようにした。
もちろん数年前から、CDで起動できるLinuxディストリであるKNOPPIXのことは知っていたが、わざわざ使ってみるメリットが全く感じられなかった。ディスクを持ち歩くのも面倒だし、シャットダウンすると設定内容が消えてしまうということだったので。
しかし、最近は自分の作業環境を半ば意図的にネット上に移しつつある。GmailやDropboxのような、いわゆるクラウド的なものですな。そして今後はローカルなPCにいろいろなファイルを置いておくことはできるだけやめようと思っている。バックアップとか面倒だし。
なので、最低限ネットに繋がる機能があるのであれば、KNOPPIXで仕事をすることも不可能ではなくなってきた。KNOPPIXの環境を準備しておくのも非常時に役に立つかもしれない、ということで今回USBメモリーにインストールした。大容量のUSBメモリーが安くなってきたことも、今回やってみようと思った理由の一つではある。Y電機ブランドのものだと、4GBが800円とか。
4GBのUSBメモリーを買ってきたが、実際インストールするのには容量が足りなかった。ちゃんと今月号の日経Linuxには、4GBでは足りないよ、と書いてあった。代わりに普段使っている8GBのメモリーにインストールした。
ユーザの作業領域も3GB程度確保できたし、ユーザの設定内容もちゃんと保存されるようだ。ネットワークの設定を行うと、ちゃんと動作することを確認できた。
日経 Linux ( リナックス ) 2010年 03月号 [雑誌] | |
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