autotoolsの使い方に慣れるために購入した本
Inside Linux Software オープンソースソフトウェアのからくりとしくみ | |
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この本を読んでも(まだ1日だけど)、自分でconfigure.acやMakefile.amを書くのはまだ試行錯誤だ。実際手元にあっていじっているプログラムは、ライブラリファイルを別のディレクトリに置いたり、インクルードファイルがあちこちにあったりして少々複雑だから。勉強するのと実際やるのでは大違い。
例えば、コードの前処理ではまってしまった。Fortranのプログラムをコンパイルするのに、Cのプリプロセッサで前処理するのだが、「cpp」の代わりに「gcc -E」で処理するとうまくいかない。「gcc -E」を使う場合、ファイルの拡張子が大文字のFだと問題ないが、小文字のfだと前処理してくれない。cppを使えばいいだけの話だけど。
でも、この本によると、”cppは過去との互換性のためだけに存在している”らしい。その証拠に、「cpp -v」を実行すると、実際に実行されるのは「cc1 -E」となっているのが分かる。そういうことを知ると、前処理一つでもどうするのがベストなのか考えさせられる。
cpp -v の実行結果画面